資産形成ってどう進める?(3)つみたてNISAを上限まで使い切る方法と2023年の私の戦略

資産形成

2024年からは新しいNISAがはじまるので、これまでのつみたてNISAでつみたてた分は各々20年後まで運用できますが、来年から新規購入する分は別枠のNISAになります。

新しいNISA : 金融庁
NISAの抜本的拡充・恒久化について

現行制度のさいごの1年間(2023年1月〜12月分)をどう使うか悩ましいところですが、2023年からスタートする場合は、2024年に向けて練習のつもりで慣れるために使ってみてもよいでしょう。

つみたてNISA:1年間の上限40万をきっちり使い切るには

つみたてNISAの上限40万円を12ヶ月で割ると、33,333円/月となり「4円」残ります。

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この4円も使い切りたい場合の解決方法の一つの例ですが、1ヶ月分を33,337円を「現金」かつ「ボーナス月」申込で設定する方法です。

早速、1月分で設定してみました。2月発注分からは「クレジットカード払い」にしたかったので、次のように発注の設定締切日までに「ボーナス月の積立設定」を完了させて、クレジットカード払いに変更しておく必要があります。

なので、ボーナス月設定を1/3で33,337円を設定し、この時に定期購入を発生させないように、「積立コース」「申込設定日」を仮で毎月15日に設定してみました。

この例で言うと、ボーナス月設定の1/3と、クレカ払い締切の1/10に影響しない日付であれば、15日でなくてもどの日にしても大丈夫だと思います。)

年末年始の影響がちょっとわかっていなかったので、私にとってはある意味挑戦でしたが、無事に狙い通り発注されていました。

1/3の申込日を過ぎて、1/10までの間に「クレジットカード払い」に変更しておけば、2月からは毎月1日の申込設定日で発注されます。

クレジットカード払いは、自動的に毎月1日の設定になります。

※ NISAでは1月〜12月までを1年間とカウントしますが、約定日が12月でも受渡日が1月になる場合は、翌年の非課税枠の取引としてカウントされます。月末に購入設定している場合は注意しましょう。

※ 2024年からは割り切れない問題を心配する必要がなくなるので、嬉しいですね。

私が2023年分を一般NISAに変更しなかった理由

一般NISAは1年間に120万円まで枠が使えるので、課税口座で積み立てていたこれまでの投資信託を大移動させようかと悩んでいました。と言うのも、これまでは5年経過すると「ロールオーバー」のタイミングがくるのですが、2023年分の5年後が到達する時点で、現行制度から新しい制度へのロールオーバーできないため、そこで非課税枠での運用は終了となるようです。この点が非常に気になりました。

※ ロールオーバー:一般NISAやジュニアNISAで非課税期間(5年)が終了した際に、保有している金融商品を、翌年の新たな非課税投資枠に移行(移管)すること。

私は長期運用を目的としてNISAを活用しており、5年後にこれらの投資信託が大きく増えている確証はないですし、なるべく安いうちに多くの口数を購入したいタイプなので、自分の場合は一般NISAは有効ではないと考えました。

もちろん、5年間で増やしてその後の新しいNISAの資金源にするという考え方もできますが、あくまでコアを投資信託にしているので、2023年は引き続きつみたてNISAを利用することにしました。

ただ、これまでと同じインデックスファンドだと面白くないなーと思ったため、それらはいったん新規購入をストップしてそのまま保有・運用し、今ちょうど基準価格が下がっているS&P500の商品を1年間1点集中して購入してみることにしました。結果が楽しみですね。

新制度開始まであと1年あるので、その間に新しいNISAの次の戦略を考えたいと思います。

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